令和7年2月15日発行第633号
視覚情報センターだより
令和7年2月号
***今月のメニュー***
1.お知らせします
2.教えて!! 社会資源
3.情報センター防災コラム
4.ピッカピカ新刊紹介 -点字図書・録音図書紹介
宮城県視覚障害者情報センター
〒980-0011 仙台市青葉区上杉6-5-1
TEL 022-234-4047
FAX 022-219-1642
(夜間・閉館日は留守番電話をご利用下さい)
■■1 お知らせします
■(1) サピエ図書館システム再開の予定について
現在サピエ図書館システムはメンテナンスを行っておりますが一部の機能・サービスが再開しています。
●既に利用できるようになった機能・サービスについて
資料検索、オンラインリクエスト、貸出・返却処理が可能となったため、点字図書やデイジー図書をCDで借受しお送りすることが可能です。
●引き続き停止中の機能・サービスについて
ダウンロードやデイジーオンラインサービスはまだご利用になれません。全面再開までお待ちください。
●全機能・サービスの再開予定について
2025年2月26日(水)午前11時に全機能・サービスが再開する予定ですが日時は前後する場合があります。
以上、利用者の皆様には引き続きご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
■(2) 情報センター機器講習会について
今回はロービジョン、ご家族、支援者の方向けに、図書データをサピエ図書館からダウンロードして、パソコンやプレクストークで再生する方法をご紹介します。
【午前の部】サピエ図書館の使い方
主な内容:サピエ図書館から図書データをダウンロードし、パソコンやプレクストークで再生する方法をご紹介します。
機種によって再生できないデータがありますので、お申込みの際は希望する機種をご連絡ください。
【午後の部】ICTサロン(よろず相談会)
主な内容:支援を受けたい内容・時間帯を、お申し込み時にお知らせください。
日時:3月2日(日) 10時~15時
(午前の部 10時~正午 午後の部 13時~15時)
定員:午前・午後とも それぞれ4名程度
お申し込み締め切り:2月26日(水)
■(3) すいてん会のお知らせ
今月のすいてん会は、スマホアプリ「UDCast」の体験会を開催します。iPhoneやiPadをお持ちの方を主な対象としますが、お持ちでない方にも貸出用の端末を準備しますので、お気軽にご参加ください。なお、iPhoneをお持ちの方は、マイク付のイヤホンをご持参ください。「UDCast」は見たい映画の副音声の情報をダウンロードしておくと、上映中に映像にあわせて、副音声を聞くことができるアプリです。バリアフリー映画の上映情報については、センターにも毎月チラシが送付されますので、見たい映画が対応しているか等、お問い合わせください。
日時:2月26日(水) 13時~14時30分
締め切り:2月24日(月)
■(4) 差し上げます
以下の資料を差し上げます。
なお、先着順とさせていただきますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。お一人様3タイトルまでとさせていただきます。
締め切りは、3月17日といたします。
【点字版】
○東洋療法 第364号
○心の糧 1月号
○にってんブレイル 1月号
○せんだいメディアテーク録音図書・点字データ新刊・映音資料案内
○点字こうめい 12月号
○自由民主 12月号
○障害者と健常者が共に楽しむ旅行
○やりたいことを今すぐやれば、人生はうまくいく 有川真由美/著 全2巻
○また、あちらで会いましょう 四宮敏章/著 全2巻
○ブッダが教える愉快な生き方 藤田一照/著 全2巻
■(5) プライベートサービスの点訳
センター所属のボランティアさんが、以下の資料の点字版を製作しました。ご希望の方は情報センターまでご連絡ください。用紙代のみでお分けします。
①宅配寿司 銀のさら メニュー表
②ほっともっと メニュー表 2024年12月
③郷土料理 みやぎ乃 メニュー
④テープみやぎ 今月の料理
⑤象印マイコン炊飯ジャー NL-DT10 説明書
⑥仙台市老人福祉センターご案内
■(6) パソコン基礎科 訓練生募集について
宮城障害者職業能力開発校で、重度視覚障害者の方を対象としたパソコン基礎科訓練生を募集しています。受講料は無料で、音声対応パソコンの基本操作、ワード、エクセル、ビジネスマナーを習得することができます。概要は以下のとおりです。
●訓練場所 宮城障害者職業能力開発校、仙台市青葉区台原5丁目15の1
●訓練期間 令和7年4月10日(木)~令和7年9月19日(金)
訓練は土日祝日を除く平日で、また、水曜日は休校日となります
●募集人数 5名
●応募資格
・重度視覚障害者で身体障害者手帳を所持しており、就職に向けた技能習得を考えている方
・症状が固定しており、集団生活及び職業訓練に支障のない方
・当校まで通校が可能な方、もしくは併設する寄宿舎の利用が可能な方
・現在職に就いている場合は、入校日前までに離職している方
●募集期間 令和7年1月31日(金)~令和7年2月28日(金)
●申込方法 ハローワークに入校願書と身体障害者手帳の写しを提出
入校願書はハローワークにあります
詳細は宮城障害者職業能力開発校までお問い合わせください。
電話 : 022-233-3124
■(7) デイジー再生専用機 プレクストークPTN3 について
1月14日発注分より、60000円となります。旧価格は 48000円です。なお録音再生機 PTR3の価格は、据え置きで85000円です。以下、販売元のシナノケンシのホームページに掲載の案内文です。掲載URLは、以下の通りです。
http://www.plextalk.com/jp/2024/12/12/9351/
■■2 「教えて!! 社会資源」
今回は宮城県のホームページにある相談窓口一覧から、心と体の健康についての相談先をご案内します。
「死にたいくらいつらい…」
〇仙台いのちの電話 022-718-4343 24時間年中無休
〇自殺予防いのちの電話 0120-783-556 毎月10日8:00~翌朝8:00 毎日16:00~21:00
〇認定NPO法人仙台傾聴の会
毎週火・木・土曜日 10:00~17:00 電話相談080-3199-4481
毎週月・水・金曜日 10:00~17:00 電話相談070-2025-8947
傾聴サロン面接相談(要予約) 090-6253-5640
面接 第1土曜日(仙台市)、第3日曜日(名取市)、第3水曜日(岩沼市)、
第4日曜日(塩竃市) いずれも10:00~15:00(要予約)
傾聴茶話会(予約不要) 070-2025-8200 毎月第2土曜日 13:30~14:30(仙台市福祉プラザ)
傾聴カフェ(予約不要) 070-2025-8200 毎月第2木曜日 10:30~11:30(名取市増田公民館)
「最近眠れない」「気分が落ち込む」「つらくてしかたない」
〇よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター)
0120-279-226 24時間年中無休
〇こころや電話相談室 022-290-0020 毎週木曜日9:00から11:30(不定期で休みの日あり)
〇からころステーション(震災こころのケア・ネットワークみやぎ)
0120-322-016 電話 面接 毎日10:00~16:00 対象:石巻市、東松島市、 女川町在住の方
〇(一社)日本臨床心理士会定例電話相談
03-3813-9990金曜日のみ9:00~12:00 月~金曜日 19:00~21:00
〇宮城県精神保健福祉センター
面接相談0229-23-1603 面接 平日8:30~17:00(要予約) 対象:宮城県民
こころの相談電話 0229-23-0302 平日9:00~12:00 13:00~17:00
(除く仙台市民)
〇夜間こころの相談窓口 0229-23-3703 通年17:00~26:00
〇仙台市精神保健福祉総合センター(はあとぽーと仙台)
電話相談はあとライン022-265-2229
平日10:00~12:00 13:00~16:00 年末年始(12/29~1/3)を除く
電話相談ナイトライン022-217-2279 年中無休18:00~22:00
〇精神保健福祉相談022-265-2191 面接 平日8:30~17:00(要予約)
対象:仙台市民 年末年始(12/29~1/3)を除く
以下の事務所は平日8:30~17:15
・仙南保健福祉事務所(仙南保健所)母子・障害班
0224-53-3132 電話 面接
・仙台保健福祉事務所(塩釜保健所)母子・障害第2班
022-365-3153 電話 面接
・仙台保健福祉事務所(塩釜保健所)岩沼支所地域保健班
0223-22-2189 電話 面接
・仙台保健福祉事務所(塩釜保健所)黒川支所地域保健班
022-358-1111 電話 面接
・北部保健福祉事務所栗原地域事務所(大崎保健所栗原支所)母子・障害班 0228-22-2118 電話 面接
・東部保健福祉事務所(石巻保健所)母子・障害班
0225-95-1431 電話 面接
・東部保健福祉事務所登米地域事務所(石巻保健所登米支所)母子・障害班 0220-22-6118 電話 面接
・気仙沼保健福祉事務所(気仙沼保健所)母子・障害班
0226-21-1356 電話 面接
お住まいの各市町村及び仙台市各区保健福祉センターもお問い合わせを受け付けています。
■■3 情報センター防災コラム~自宅での地震対策~
皆さんこんにちは。
昨年も全国各地で大きな地震が発生し、地域に住む皆さんの生活に大きな影響が出ました。また、先月1月13日にも宮崎県日向灘を震源とする大規模な地震が発生しました。
皆さんの中には自宅の地震対策をしたいがどうしようと悩んでいる方もいるかと思います。
そこで今回は日本視覚障害者団体連合作成「視覚障害者のための防災・避難マニュアル」を参考に、自宅での地震対策についてご紹介します。
地震対策のポイント
・転倒の恐れがある家具、家電には転倒防止の処置を
・ガラスには飛散防止フィルターを
・建物内では出口までのルートを確認
令和6年1月の能登半島地震や平成28年熊本地震では、家具の下敷きになり大けがをされた方や逃げ遅れた方が多数にのぼりました。また、大きな揺れを伴ったために、家具の転落やガラスが飛散したところが多くありました。しかし大災害発生時に、倒れてくる家具や飛び散るガラスを避けることは困難です。身を守ることはもちろん避難経路を確保するためにも次のような安全対策が必要になります。
①家具の転倒防止
タンスや戸棚、食器棚など転倒の恐れのある家具、テレビなどの家電製品、落下の恐れがある照明器具をつっぱり棒などで固定し、転倒や落下防止をしておくことが必要です。食器棚には食器などが落ちてこないように家具の扉をストッパーで閉じておきましょう。
また、地震のときに物が落ちてきたり、家具が倒れてきたりしても安全を確保できる場所を確認しておきましょう。
特に寝室では、寝ているときに万が一家具が倒れてきても大丈夫なように転倒防止だけではなく配置にも注意しましょう。
②ガラスの飛び散り防止と落下防止
窓ガラスには飛散防止フィルターを貼りましょう。また、ものをしまう際は重いものを下に、軽いものを上に収納して落下物による怪我を防ぎましょう。
③避難経路の確保
家の中では地震発生時に家具が倒れたとしても避難できる、出入口までのルートを確保しましょう。また、家の中は音で知らせてくれる火災報知器を設置しておくと、なお良いでしょう。
ちなみに我が家では、各部屋にある家具の位置を調整し、震災が起きても家具が倒れてこない安全な場所を作り、大きめの地震が起きるたびにその場所へ避難する練習をしています。また、窓には断熱を兼ねたシートを貼っています。
「天災は忘れたころにやってくる」と言うように、常に災害を意識することは非常に効果的な災害対策となります。まだ対策をしていない方もこれを機に家の中を確認し、災害への意識を高めてみてはいかがでしょうか。
貸出希望の際は、図書の種類と書名、または番号をお知らせください。予約受付後、2月25日からの貸出となります。
当センターは、平成21年4月より公益財団法人宮城県視覚障害者福祉協会が指定管理者制度により宮城県から指定を受け運営しております。
施設運営及び事業等々に対する利用者の皆様の意見を拝聴し、できるだけ反映させて行きますのでご意見をお寄せ願います。よろしくお願い致します。
視覚情報センターだより令和7年2月号(通巻第633号)
発行日:令和7年2月15日
編集・発行:宮城県視覚障害者情報センター
利用時間は、午前9時から午後5時まで。閉館日は、土、日曜日と、祝日、年末年始ですが、下記の日曜日は開館しております。
2月の日曜開館日 16日、
3月の日曜開館日 2日、16日
4月の日曜開館日 6日、20日
〒980-0011宮城県仙台市青葉区上杉6-5-1
TEL:022-234-4047
貸出優先番号:022-234-9407
(夜間・閉館日は留守番電話をご利用ください。)
FAX:022-219-1642
ホームページ:https://miyagi-sikaku.org/
Eメール:miyagi-sikaku@nifty.com
貸出用メール:kasidasi@miyagi-sikaku.org