※当センターでは「ボランティア」を「奉仕員」の名称で呼んでおります。
◯奉仕員活動
奉仕員の役割
視覚障害者情報センターでは、点字・録音図書を製作し、視覚障害者の方々に貸出しています。
図書や資料が完成するまでには多くの工程がありますが、これらの製作作業のほとんどを奉仕員の方々のご協力のもとに進めております。また、点字版・録音版生活情報誌の作成や、プライベートサービス・対面音訳サービス等個人向けサービスにもご助力を頂いており、センターや利用者にとって、奉仕員の存在は、必要不可欠なものとなっています。
奉仕員活動の種類
情報センターにおけるボランティアには、次の種類があります。
- 点訳奉仕者-市販の図書等の著作物を点訳し、点字図書を製作します。
- 音訳奉仕者-市販の図書等の著作物を音訳(音声訳)し、録音して録音図書を製作します。
- 録音図書校正奉仕員-音訳奉仕員が録音した図書の読み誤り等のチェックを行います。
- パソコン奉仕員-録音図書をデジタル処理し、デイジー図書を製作します。
- 図書製作奉仕員-点訳図書の製本や、録音図書のダビング作業、各種図書の装丁作業等を行います。
奉仕員養成講座等について
視覚障害者情報センターでは、奉仕員の養成のために、講座・講習会を開催しています。
講座期間は点訳講座は2年間、音訳講座は1年間です。
募集につきましてはこちらをご覧ください。
講座が長期にわたるのは、視覚障害者向け図書の製作には点訳・音訳技術のみならず、下調べの仕方や録音機器の操作法に至るまで様々なノウハウに関して高度な技能の習得が要求されるためです。
視覚障害者情報センターの奉仕者団体
当センターで活動する奉仕者団体として
点訳奉仕 「宮城点訳奉仕会」
音訳奉仕 「宮城音訳奉仕会」
パソコン奉仕グループ 「デイジーみやぎ」
があります。
これらの団体は、それぞれの講座を修了し、県の奉仕員として活躍する方々によって組織されており、技能の向上を目指し独自の親睦・研修活動を行なっています。