点字と音声の本

男の子と女の尾

  1. 点字ってなに?だれが考えたの?
  2. 点字図書ってどんなもの?
  3. 録音図書ってなに?
  4. 点字図書や録音図書はどこにあるの?
  5. 視覚障害者情報センターってなにをしているところ?
  6. もっといろいろ知りたいなあ。
  7. 点字50音表

1.点字ってなに?だれが考えたの?

こたえ1.
目の不自由な方が読めるように考え出された文字です。6つの点によって文字をあらわし、指先でさわって読みます。
ルイ・ブライユという人が発明しました。日本語の点字は石川倉次(いしかわ くらじ)という人が考えたものです。

点字は、1文字が6つの点からできています。点には、1から6まで番号がついていて、たとえば1の点が出ていると、「あ」、1と2の点が出ていると「い」をあらわします。そして、1の点と、6の点(カ行の点)が出ていると「か」、1、2の点と6の点が出ていると「き」を表します。(くわしくは、<点字50音表>を見てください。)

また、「 」、( )等の符号や句読点、アルファベットなど、普通の文章に出てくる文字や符号は、すべて点字で表すことができます。

ルイ・ブライユは、1809年1月4日にフランスにうまれました。3歳のとき、事故で失明してしまいますが盲学校で出会った軍事用の12点の点字にヒントを得て、15歳の時に6点の点字を発明します。現在、このブライユの6点点字は、世界中で使われていますが、ブライユの功績をたたえ、彼の誕生日である1月4日は世界点字デーとされています。
一方、日本語の点字は東京盲唖学校の先生であった石川倉次という人が、ブライユの点字を参考にして考え出したものです。石川倉次の点字は1890年11月1日に日本の点字として認められましたので、日本ではこの日を点字の記念日としています。

点字を学べるサイト 「ひとりで学べる楽しい点字」 クイズなどを通して楽しく点字の勉強ができます。

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2.点字図書ってどんなもの?

こたえ2.
本屋さんで売っている本などを、点字に直して、目の不自由な方が読めるようにした本です。

本の画像 出版されて、本屋さんや図書館に並べられている本は、目の不自由な方々には、そのままでは読めません。ですが、点字に直して(点訳するといいます)、点字の本、つまり点字図書にすると、読めるようになります。
点字図書には、物語、理科や、医学の本、英語の本などさまざまな種類があります。

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3.録音図書ってなに?

こたえ3.
本を声に出してよんだものをCDなどに音訳したものです。

目の不自由なかたで、点字がわからないというかたによく利用されています。
目の不自由なかたのすべてが点字を読めるわけではありません。そこで、音声によって情報をつたえる録音図書はとても大切なものです。しかし、紙に書かれたことを声に出してつたえるというのはなかなかむずかしいことです。例えば、「空からアメがふってきた」はお天気の雨(あめ)なのか、なめる飴(あめ)なのか、正確につたえなければなりませんし、つまづいてばかりの音訳では、聞いているかたが、内容に集中できなくなってしまいます。奉仕員さんたちは、たくさんの練習を重ね、きちんとした録音図書をつくるためにがんばっていらっしゃいます。

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4.点字図書や録音図書はどこにあるの?

こたえ4.
県内では視覚障害者情報センターにあります。

みなさんは、図書館に行ったことがありますか?図書館にはたくさんの本がありますね。最近では、CDやビデオなどをおいているところも多いようですが・・・。図書館においてある本は、ほとんどが紙にいんさつされたものですが、目の不自由なかたが、それをそのまま読むのはとてもむずかしいことです。少しでも見えるというかたは、拡大鏡(かくだいきょう)や拡大読書機(かくだいどくしょき)という「用具」などをつかって読むことができますが、ほとんど見えないというかたについては、紙にいんさつされた本はそのままでは読めません。そこで、紙にいんさつされた本を、点字(てんじ)や音声(おんせい)にかえて、内容をつたえる必要があります。
視覚障害者情報センターは、このように、本や雑誌、機械のマニュアルなどの情報を点字や音声をつかって、目の不自由なかたがたに提供する施設です。(以前は「点字図書館」と言いました。)最近では、公共図書館(みなさんが利用する図書館)でも、字の大きな本やカセットテープの本などをおいて、目の不自由なかたがたにもサービスをおこなうところがふえているようです。そういった施設とも協力しながら、目の不自由なかたがたの生活の不便を、すこしでもなくしたいとかんがえています。

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5.視覚障害者情報センターってなにをしているところなの?

こたえ5.
視覚障害者情報センターは、目の不自由なかたがたに色々な情報を提供しています。

みなさんは、ふだんから見ることによって多くのことを知っていますね。ところが、目の不自由なかたがたは、見えない、見えにくいために、健康なかたよりも必要な情報を手にいれることがむずかしくなります。これは、新聞、雑誌、テレビやインターネットなど、目で見てわかる情報がたくさんある現代においては、たいへん不自由なことです。視覚障害者情報センターでは、目の不自由なかたがたの、そういった生活の不便さをなくしたいとかんがえています。

たとえば・・・

  1. 本や雑誌の情報を、点字や音声などをつかい、目の不自由なかたがたにお知らせしています。できあがったものを点字図書、録音図書(内容を朗読(ろうどく)し、カセットテープなどに録音したもの)といいます。また、利用者のかたがお持ちの機械のマニュアルなどについてもおなじように製作します。
  2. 視覚障害者情報センターで、点字図書や録音図書などをつくっているのが、奉仕員(ボランティア)です。視覚障害者情報センターには、現在200人ほどの奉仕員がいらっしゃいますが、みなさん養成講座(ようせいこうざ)を修了(しゅうりょう)されてから目の不自由なかたのために、たくさんの点字図書、録音図書をつくられています。このような奉仕員を養成し、お世話をすることもセンターの大きなしごとです。
  3. 病気や事故で目が不自由になったかたで、点字をおぼえたいというかたがいらっしゃいます。そういったかたがたに点字をお教えします。
  4. 最近は、目の不自由なかたも、画面の上の文字を音声や点字にかえることによって、ホームページをのぞいたり、電子メールのやりとりをおこなったりできるようになってきています。視覚障害者情報センターでは、そういったかたがたに、パソコンに関する情報を提供したり、センターにいらしたかたに実際にパソコンを体験していただいたりしています。
  5. このほか、さまざまな行事をおこなっています。目のふじゆうなかたがたのグループによるコンサートや子どもの本の展示会、夏休み子ども点字教室など、みなさんが参加できるものもあります。こういった活動をつうじて、健康なかたがたにも、視覚障害者情報センターの活動と目の不自由なかたがたへの理解をふかめていただけるよう努力しています。

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6.もっといろいろ知りたいなあ。

こたえ6.
目の不自由なかたの生活について、点字についてなどがわかる本をしょうかいしますので、お読みになってはいかがでしょうか?

<盲導犬>

  • がんばれ! 盲導犬サーブ -足をうしなっても主人を助けた盲導犬 (手島 悠介/文 清水 勝/絵 講談社)
  • 天国へいったサーブ -続・盲導犬サーブ物語 (手島 悠介/著 講談社)
  • 盲導犬フロックスの思い出 (福沢 美和/著 田中 槙子/絵 偕成社)
  • 盲導犬フロックスとの旅 (福沢 美和/著 田中 槙子/絵 偕成社)
  • 盲導犬フロックスのてがみ (福沢 美和/著 田中 槙子/絵 偕成社)
  • フー子とママのふたり -盲導犬ものがたり (福沢 美和/著 安徳 美和子/絵 偕成社)
  • さよならサティルン -盲導犬の里親になった子どもたち (滝田 よしひろ/文 小学館)
  • 盲導犬のんのんのかたみ (志茂田 景樹/作 Kiba Book)
  • 盲導犬ミントの子守歌 -二代目キースに歌いつがれて (星野 有史/著 ポプラ社)
  • 盲導犬カンナ、わたしと走って! -ロードレースに出場した、全盲の漢小百合さんの記録 (坂井 ひろ子/文 つだ かつみ/絵 偕成社)
  • 出会いのカリフォルニア -盲導犬ユリアと私のアメリカ留学記 (児玉 聖子/著 田中 槙子/絵 偕成社)
  • ベルナの目はななえさんの目 (郡司 ななえ 織茂 恭子/さく 童心社)
  • わたしは盲導犬訓練士 (岡村 啓嗣/文・写真 旺文社) 犬の画像

<盲学校>

  • あしたが見える -盲学校の子どもたち (宮下 全司/作 中村 悦子/絵 金の星社)
  • はやくこいこい夏休み -みえないなかまたち (宮下 全司/作 難波 淳郎/絵 太平出版社)

<点字絵本など>

  • これ、なあに? (バージニア・A・イエンセン、ドーカス・W・ハラー/作 くまがい いくえ/訳 偕成社)
  • さわってごらん だれのかお? (中塚 裕美子/作 岩崎書店)
  • サワッテゴラン ナンノハナ? (中塚 裕美子/作 岩崎書店)
  • さわってごらん いまなんじ? (中塚 裕美子/作 岩崎書店)
  • ゆかいなどうぶつ さわってあそぶ 絵あわせカード (川添 泰宏/著 福音館書店)
  • チョキチョキチョッキン (ひぐち みちこ いわた みつこ/著 てんやく絵本ふれあい文庫 こぐま社 発売 )
  • みそ豆 -林家とんでん平の点訳シート付き手話落語絵本 (林家 とんでん平/監修・著 宮川 隆志/絵 自分流文庫)
  • オラ、サヴァ、チェリオの地球冒険の旅パリ祭 (エムナマエ/絵 おそど まさこ/文 自由国民社)

<紙芝居>

  • 白いつえのおじさん (福田 岩緒/脚本・画 仙台市社会福祉協議会)

<点字>

  • これだけ点字 -さわってわかるてんじのふしぎ (田中 ひろし/著・編集 同友館)
  • バリアフリーの本 -「障害」のある子も“みんないっしょに” 2 はじめての点字 (偕成社)
  • 点字であそぼう (田中 ひろし/著・編集 同友館)
  • 朝子さんの点字ノート -目の不自由な人の心を知る本 (河辺 豊子/文 大中 美智子/絵 日本児童教育振興財団 小学館 発売)

<人物>

  • 愛の点字図書館長 -全盲をのりこえて日本点字図書館を作った本間一夫 (池田 澄子/文 田代 三善/絵 偕成社)
  • 夢をつなぐ -全盲の金メダリスト河合純一物語 (沢井 希代治/著 ひくまの出版)
  • 折り紙の詩 (田島 栄次/著 集英社)
  • ヘレン・ケラー自伝 -三重苦の奇跡の人 (ヘレン・ケラー/著 今西 祐行/訳 講談社)
  • 学習漫画 世界の伝記 2 ヘレン・ケラー (集英社)
  • ヘレン・ケラーを支えた電話の父・ベル博士 (ジュディス・セントジョージ/著 片岡 しのぶ/訳 あすなろ書房) 花々の画像

<創作物語>

  • トライだよ、トコちゃん (竹内 恒之/作 山中 冬児/絵 偕成社)
  • 花をかう日 (味戸 ケイコ/絵 あまん きみこ/作 ポプラ社)

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7.点字50音表

(この表は、凸面の一覧表です。黒点が、凸点です。)

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※PDFで点字一覧をご覧になりたい方はコチラ

 

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